浮気をした旦那を追い出すと離婚の際に不利になる可能性もあるので、くれぐれも一時的な感情だけで行動しないように注意しましょう。
家から旦那を追い出したほうが不利になるのかという問題については、旦那の浮気が事実であるかどうかの問題になります。
それによって旦那のほうが不利(有責)になる確率が高くなります。
今回は、旦那の浮気によって家を追い出すメリット・デメリットについて考えてみましょう。
浮気さえしていなければ
旦那が浮気をしなければ、夫婦関係が壊れることもありません。
ましてや、妻が旦那を家から追い出すこともないでしょう。
また、「妻から追い出された」と旦那は言うかもしれませんが、浮気をしていたことが真実であるから周りの反応は「自業自得」と思うだけです。
旦那が言い逃れるために勝手に家を出るケースもありますが、浮気さえしなければ、そうした事態になることはありません。
さらに、浮気相手とまだ切れていなければ、追い出しをくらったとしても浮気相手の家に転がり込むのも予想できます。
この場合、客観的にみても、浮気をした旦那に責任があるので、たとえ離婚の話しになったとしても妻が不利になることはありません。
そのため、離婚となった場合でも慰謝料、財産分与によって妻が不利になるケースは無いといえます。
妻が不利になる
しかし、妻が不利になるパターンもあります。
それが先にあげたように浮気ではなかった場合です。
法的にも不貞行為の事実によってどちらかが不利に働きます。
ちなみに、浮気の定義は人それぞれですよね。
キスをしたら浮気という人もいれば、肉体関係つまり不貞行為をすれば浮気という人もいます。
法的にいえば、慰謝料請求できるのは不貞行為がある場合に有効な手段です。
そのため、キスをしたとしても民法上での不貞行為には該当しません。
有利に離婚を進めたいのなら、不貞行為があった浮気の証拠集めを事前に行うことが大事になり、追い出すのは二の次にしましょう。
追い出すメリット
すでに夫婦関係が破綻しているのならメリットでしょう。
別居期間が長期化している夫婦というのも決して珍しくはありません。
すでに夫婦関係が破綻し、修復の可能性が見込めない場合には追い出しても離婚も認められやすくなります。
ちなみに、別居期間の目安は6年以上の場合だと離婚がスムーズに認められると言われています。
追い出すデメリット
旦那を追い出すデメリットとしては、経済的に自立できないことにあります。
特に専業主婦であれば、収入もありません。
追い出すことで旦那から生活費がもらえなくなる可能性もあります。
夫婦の間に経済的に自立できない子どもがいる場合にもデメリットです。
追い出した後のことを考えた行動が重要です。
生活が困難になる
これも旦那を追い出すことのデメリットです。
離婚することによって、精神的、社会的、経済的に大きなダメージを受けやすいのは男性よりも女性です。
旦那の浮気が許せなくて離婚してしまうと、生活が苦しくなり精神的に追い詰められる場合もあります。
相談できる窓口などを活用するにしても、離婚後をしっかり見据え、仕事探し、住まい探しなどの行動に移しましょう。
子供が寂しがる
浮気の問題は夫婦の問題ではありません。
子供がいるなら子供が寂しい想いをすることも考えなければなりません。
旦那を追い出してあなたはせいせいするでしょうが、子供はお父さんが大好きなはずです。
会いたいのに会えない状況をつくってしまうのは子供の精神面に悪影響を与えかねません。
追い出すのはNGで、子供のためにもまずは浮気の証拠を集めて、話し合いをしましょう。
子供の気持ちも聞いてあげましょう。
離婚は子供が大きくなるまで踏みとどまることも必要かもしれません。
その間、家庭内別居でも良いのではないでしょうか。
子供がいるなら子供にツラい想いをさせない配慮が必要になるので、お互い歩み寄ることも考えましょう。
旦那が浮気したかも!あなたは旦那に聞く?聞かない?
「いつもより帰宅が遅い」「ケータイをよく見るようになった」「最近オシャレになった」など、浮気しているんじゃないか?と怪しく思う瞬間があるとして、あなたは旦那に「浮気してるの?」と聞く派ですか?。
それでも聞けない派ですか?。
今回は、旦那の浮気を疑い出した妻の声をヒントに、浮気の真実に迫ってみたいと思います。
浮気してるでしょと聞く
旦那のことが疑わしいからこそ率直に聞く妻もいます。
色々と勘ぐりたくない、悩むくらいなら聞いたほうが早いと思っての発言です。
実際、浮気している人の回答としては「なんで?」「いきなりどうした?」という回答です。
ここでのポイントは、回答が否定ではなく疑問で返ってきていることになります。
実際、「浮気してるでしょ!」と聞いた相手が疑問で回答していた場合の浮気率は非常に高いというデータも報告されています。
疑問で回答するのは、どこまで知っているのかを知ろうとしたため、このような返事になってしまうからです。
こちらの単刀直入な質問に対して疑問形で返事が返ってきた場合、浮気率が高いと覚えておきましょう。
しかし、その場で浮気を追及してはいけません。
警戒されたり、逆ギレしたり、浮気を隠してしまったり言い逃れる可能性があるからです。
この場合、「浮気したら離婚するから」「別れるから」などと釘をさしておくのがベストです。
あなたが疑問形で聞くことについて
逆に、「浮気してないよね?」や「浮気してる?」といった聞き方をしてしまうと、旦那はプレッシャーを感じてしまいます。
怒られている、信じてもらえていないと思い、今後の夫婦関係を悪化させる原因にもなりますので、聞き方には注意が必要です。
スマホから本音を探る
ほとんどの浮気は、スマホを通じて発覚します。
そのため、浮気しているならスマホの使い方に必ず変化が生じます。
これまで気にせずその辺りにポンと置いてあったスマホを、手から放さないようになったり、画面を伏せて置くようになったのなら、浮気を疑ってもいいでしょう。
メッセージが受信されたり、着信通知が来たのにスマホを見ないなら浮気の可能性ありです。
この場合にも「なんで出ないの?」と聞いてみる妻が多いようです。
回答としては「迷惑メール」「しつこい上司からの連絡事項」などと答えるでしょう。
この場合も、「スマホ見せて」と聞ける派ですか?。
それとも聞けない派ですか?。
画面がロックされていたら、「あれ?なんでロックかけてんの?浮気?」と、軽く冗談ぽく聞いてみるといいでしょう。
置き場所の変化に気付くことができたなら、「なんでこんなとこに置いてんの?怪しいことしてんじゃないの?」など、こちらも軽く冗談ぽく聞いてみましょう。
とりあえず、スマホを怪しむような聞き方をしておけば、浮気相手と連絡をとる頻度は少なくできます。
浮気相手とメッセージを交換するためにソファにくつろぎながら長時間LINEをしていることもあるはずです。
「誰とトークしてんの?」と隣で画面を見る素振りをしてみましょう。
慌てて画面を隠すなら詰め寄って「怪しい」と聞いてみましょう。
ここでも、浮気の証拠がつかめていないので、それ以上のやり取りはNGです。
警戒されては浮気の証拠がつかめないのでは?と思うかもしれませんが、逆に警戒しすぎて旦那はいい気がしないはずです。
そのうち、ボロがでたり、ストレスで楽しむどころではなくなるでしょう。
証拠集めも探偵を雇い、集めることで言い逃れできなくさせられます。
聞かない派
聞かない派というのも、真実を知りたくないということから聞かないのかもしれません。
しかし、浮気をしているのなら、証拠集めをするために旦那を泳がせることもあるといいます。
気づいているのに気づかないふりをすることで、旦那のボロをあぶり出す作戦を立てる妻もいます。
あえて聞かないというのは、旦那の性格を知り尽くす妻だからできる判断でしょう。